フローチャート記述スクリプト Flow
いつか書こうと思っていたのに書きそびれていたものがありました。
簡単なスクリプトを記述するだけでTeX用にフローチャートを作れる!
その名も「Flow」!
絶賛布教中です。
ここのDownloadから入手できます。中に入っているflow.cをgccなどでコンパイルし、実行ファイルを作成しましょう。そして、コマンドラインから
flow 入力ファイル 出力ファイル
と入力すればTeXのpicture形式で記述されたテキストが生成されます。
texファイルの先頭に\setlengthで\unitlengthを設定し、これを\input{出力ファイル} などで読み込めば、あっという間に綺麗なフローチャートの出来上がり。
さて、肝心のスクリプトの書き方ですが、 基本的な構造は
箱の種類 [サイズ] テキスト
たったこれだけです。これで箱をつくることができます。お手軽ですね!
箱の種類には、Box,Oval,Tilt,Text,Choiceなどがあります。
Boxは文字通り四角の箱型、Ovalは角の丸い四角、Tiltは平行四辺形、Textはテキストのみになります。Choiceは特殊で、菱形の上下左右にラベルを付けることができます。ラベルなしのときは「.」
Choice 上 左 右 下 [サイズ] テキスト
[サイズ]は 横 縦 で指定し、\unitlengthの横or縦倍になります。
条件分岐で下に伸びたあと右にも行きたいっ!ってときはTagでスタックに位置を保存しておきましょう。ToTagでスタック一番上のTagのある場所から箱を伸ばすことができます。
その他にもSetTrackで矢印を変えたり、「方向 長さ」で指定した方向(Up,Down,Right,Left)・長さの矢印を書く事もできます。
Right 1 Down 1 Left 2 Up 2 Right 3 Down 3 Left 4 Up 4 Right 5 ・・・
こんな感じに描く事も・・・
詳しい使用方法はここを見ましょう。
便利?なのでぜひ使ってみてください。きっとあなたもフローチャートの虜になりますよ!?
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