Capistrano v3を試してみる(2)

こんにちは,たにたにです.

前回,Capistrano v3を入れてみたので,
中身がどうなっているのか見てみたいと思います.

ちゃんとした内容は公式ドキュメントを参考に.

* ディレクトリ構造

Capistrano v3では,以下のようにファイル/ディレクトリが生成されました.中に書いてあるサンプルを眺めてみると,だいたい以下のように使えばいいようです.

capis-test
 L Capfile           # capistrano/rvmなどをrequireする
 L config
   L deploy.rb       # deployタスクの設定をする
   L deploy          # Stageごとの各サーバの設定を入れる
     L staging.rb    # テスト用サーバの設定
     L production.rb # 本番用サーバの設定
 L lib
   L capistrano
     L tasks         # 追加するタスクを*.capにまとめて入れるフォルダ

v2まではいろいろな設定をごちゃまぜに書いていることが多かったのですが,v3ではきちんとまとまっているようでとても書きやすい印象を受けます.

また,gitリポジトリには載せられない設定ファイルやlogディレクトリなどは,:linked_filesや:linked_dirsキーワードを用いることで.gitignoreに指定していてもちゃんとデプロイできるよう工夫されています.
設定管理の面倒臭さとはおさらばです.

タスクの書き方もかなり変わっていました.onでの役割指定などかなり見やすそうですね.

task :touch_hoge do
  on roles(:app) do |host|
    # execute :touch, "hogehoge"
  end
end

まだまだデプロイしてないですが,なんだかとっても便利そうですね.